2008年08月26日

実はこわがりな兄ちゃん

こんなに涼しくなるちょっと前、 かんかん照りの晴れが続いたある夜のこと。

友達の家からちょっと遅く帰宅した兄ちゃんが珍しく 「ただいまあー」 と大きな声で玄関に
入ってきた。
いつもは反抗期らしく小さいぶっきらぼうな声で言うのに、 今日はまあご機嫌だわと思いながら
「おかえりー」 と声をかけた。

ちょっと遅いんじゃない?って声をかけようとしたら、 すごい汗ではあはあ息を切っていた。

いつもより息切れしているし顔色はあまり良くないし、 大丈夫かしらと思って顔を見ていたら
兄ちゃんが言い出した。

兄ちゃんは反抗期特有のちょいワルみたいなヘアスタイルでとっぽい格好をしているが、
夜まで遊んでいるようなことはなく、 6時くらいには帰宅する。

しかしめずらしく真っ暗になってしまったので、 帰る途中で何となく でる モバQ という噂のある
トンネルに回り道して行ってみたというのだ。
本当に出るかどうかまゆつばものもあるのだろうが、 日本中のどこでも聞く心霊スポットの
代表格はお墓とトンネルって決まっている。  そのトンネルを一人でわざわざ通ったらしい。

そしてそこで何か見たわけではないが、 首筋にポタっと水が1滴たれてきたというのだ。

首筋にぽたっというのもお約束の出来事なのだが、 青ざめたままの兄ちゃんは
「驚いて天井を見上げたがどこもぬれていなかったんだよ」 とも言う。
確かに何日も晴れが続いていたから水がたれるのは考えにくいし、 しかもその時は車も人も
誰も通っていなかったそうだ。

そう話す顔色はまだ青白く興奮が冷めない様子で、 いつもはすぐにこもってしまう自分の部屋にも
その夜に限ってなかなか行かない。

相当怖い思いをしたんだろうと察して哀れに思いながらも、 兄ちゃんをからかいたい衝動に
かられている自分に気づき、 気持ちを抑えるのに大変だったよ。
反抗してはいるけれども実は大好きなママ (=わたし) の元に早くたどりつきたくて
一目散に逃げるように帰ってきたんだと思うとかわいくて密かに笑っちゃったし揺れるハート
目の前で笑ったりしたらまた大変な言い争いになっちゃうからねるんるんるんるん
posted by コダックもどき2号 at 21:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 兄中3の反抗と高校受験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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