その障害物(?)は、毎夜毎夜、スカイプだの何だのでPC友達と会話する。
ヘッドフォンをしているから、自分の声が遠く聴こえるのだろう・・・非常にやかましく迷惑な霊長類である。
アタシのかわいいちびが眠るベッドとは壁一つ隔てて居住するしているから、ちびはたまったもんじゃない!
そう、この迷惑な霊長類、ウチの長男のお気ラク兄ちゃんである。
高校に行けなくなりサポート校に転校、一浪後に大学に進学、3年で退学して専門学校に入学しなおすという経歴をふんでいる。
それだけで履歴書の学歴職歴欄がいっぱいになりそうだが、もうすぐ卒業する専門学校の2年間を楽しく充実して過ごせたからそんなことはどうでもいい。
とにかく、以前から再三注意してきたが、最初は気を遣いながらもだんだん声がデカくなる。
さらには、がはははと大笑いする。
・・・まったく困ったもんで、親の顔が見たいと思う。
ブチ切れたい気持ちを抑えながら、最大限の目力を使い、すごーく低い声で、
いい加減にしないと、家族全員がブチ切れるからねっ!!!!!!
志望校に受からなかったら、お気ラク兄ちゃんのせいだからねっ!!!!!!
と言い放ってみたが、お気ラク兄ちゃんのことだ。 おとなしくしてくれるかどうか、わかったもんじゃない。
近い将来、二人とも家を出て自立していくんだろうね。
そうなったら、母さん、寂しいなあ。
そうだ! 二人で一緒に住んだりしたら、家賃が安くてすむかもね。

なーんて二人に言ってみたことがあるけど、ちびが即答。
オレは絶対に兄ちゃんとは住まない!
うるさいし、散らかすし、〇〇だし、△△だし・・・と、一緒に住みたくない理由を止めどもなく述べていたなあ

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